通信販売とテレビショッピング
通販新聞に掲載された記事によると、テレビ通販市場は3000億円を突破する規模となっており、地方キー局であってもかなりの売上を確保することができているというデータが出ています。通販専門放送局が、地上波だけでなくケーブルテレビやCS放送、インターネットを利用した光通信テレビ局などで放送をされており、24時間いつでも商品購入可能な体制が整えられています。深夜なんとなくつけたテレビでやっていたテレビ広告を見て、つい購入をしてしまった商品はないでしょうか?
現在、テレビ局と連動した通信販売の中で最大の売上高を上げているのが「ジュピターショップチャンネル」と「QVCジャパン」の二つです。この二社が現在のところテレビショッピングでの双璧と呼ばれています。この二社の共通の特徴は、CATV(ケーブルテレビ)やCS(通信衛星)に自社チャンネルを持っていることで、通販番組を24時間放送しています。
テレビやネット通販でよく見かける企画として「今だけ」「残り僅か」という限定感をあおるものがあります。これはテレビを見た人が衝動的に欲しい!と思ってもらうためのしくみであり、実際この企画をした商品は突然ヒット商品に化けることもよくあります。
ちなみにこの2社の購買層を見ると、主に40~50代の女性となっており、注文をするピークの時間は午前0~1時の深夜寝る前、もしくは朝10時や午後23時など、家事が一段落する時間帯に集中していることがわかっています。