自分で作るネットショップ
これから通信販売用のサイトを立ち上げようとする場合、最も手軽で効果を期待できるのがインターネットでのショッピングモールへの参加です。ショッピングモールとはインターネット所の架空の空間に多くの個人や企業のネットショップが営業しているもので、「楽天」「Yahoo!」といった大手インターネット企業のバナーをつけつつ、商品の販売を行うことになります。インターネットでのショッピングモールでは、あらかじめショッピングサイトのひな形が用意されているので、テンプレートに内容を記載してゆくだけで簡単に自分のネットショップを作ることができます。
インターネットでネットショップを開く場合、かなり専門的な知識やノウハウが必要となるので、あまりネットでの通信販売事情に詳しくないという人にとってはありがたい方法です。ですが、場所を借りて営業をする以上は売上の赤字黒字にかかわらず必ず使用料を支払わなくてはならなくなります。ある程度顧客にリピーターがついてくると、この使用料が売上を圧迫してくることも充分に考えられます。
そこで、そのようなテンプレートを利用せず、自分でサーバーを用意してそこにネットショップをつくっていくという方法もあります。この自主的なネットショップのことを「勝手サイト」と呼ぶこともあります。勝手サイトとは一から自分でサイトを立ち上げるもので、システムや対応方法などすべて自分たちの手によって行うようになります。